日々が強烈すぎて

目眩がする

はじめて

世界がかわっていくのを

なんとなく

かんじる

たぶん私は

いま

サナギからでる蝶で

苦しいのはそのせいで

あなたがそばにいないのも

別にどうでも良いと思うことがあるのも

ぜんぶぜんぶそのせいで

そうわたしはわたしのために生きていくの

 

久しぶりにあなたの夢をみた

そう夢はすべてと終わったのだと気づいてもう5日もたった今日のこと

あなたがまたわたしのすきな笑顔で笑って

手を握って

一緒に布団にくるまって

今日は休みだなって笑って

でもやっぱり夢だったの

今日は休みでもなんでもない木曜日

夢の余韻に浸ることもなく授業へ向かう

 

そして本物のあなたに会う

もう手も握ることのできないあなたに

でも私の大好きなその笑顔だけは変わらないまま

泣いた ばか

本当に本当に

終わりなのだと気づいてしまった

別に好きじゃなかったけど

さみしくてしかたなくなる

バカ

あなたが夢に出てきた

好きじゃないのに人目も気にせず抱きついてしまった

なんなのだろう

ばか

そう好きじゃないなんて嘘かもしれない

早く戻ってきてほしいの

ばか

 

自分のことを愛してくれる人を愛せない

贅沢な自分がつらくて仕方がない

わたしのことを愛してくれているのかわからないあなたのことばかり思って夜な夜な泣いている

今日だってまた

あなたのことなんて忘れてしまえばいいのに

日記にわざわざかいてしまう

少しでもわたしのほうにつなぎとめておけるようにと

ああ わたしがこんなに不安なことあなたは気づいてないでしょ

いつも平気なふりして従順な犬みたいに振る舞うの

お腹に秘密を抱えながら

ねえ?秘密が秘密じゃなくなったらどうする?

隠しきれないほどになったらわたしたちどうするのかな

全部あなたがはじめてだったの

すべてわたしが望んだこと

K